ジャパメタ? いいじゃん! カッコイイじゃん!
……マーティ・フリードマンみたいな事言っちゃったw

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日本出身のヘヴィメタルバンドの事を一昔前は「ジャパメタ」と言っていました。
ジャパメタという言葉はどちらかと言うと悪い意味で使われる事が多く、「海外バンドに比べると芋臭くてダサい」というイメージがありました。

が、それはもう昔の事。最近は若い女性達がメタルバンドを組んだり、下手な海外バンドよりも演奏技術に優れたバンドが出たり、アイドルとメタルが融合したりと、日本出身のメタルを馬鹿にする風潮は無くなったと思います。
むしろ、メタル界の先頭辺りを走っているとすら思います。


そんな日本のメタルシーンのトップクラスに位置するバンドがANTHEM(アンセム)です。
80年代頭からキャリアをスタートさせ、一時期休止していた時期もありましたが、今なお精力的に活躍しているバンドです。

「IMMORTAL」は2006年に発売された彼らにとって11枚目のアルバムです。
恥ずかしながら、私が生まれて初めて聞いたANTHEMのアルバムでもあります。


楽曲は奇をてらった所の一切無い、非常にシンプルなメロディックパワーメタルです。
キャッチーなメロディ、メタルらしい激しさが絶妙なバランスで配された、とても聞きやすくて分かりやすいヘヴィメタルです。

最近の若いバンドばっかり聞いていると、ちょっとダサく聞こえちゃう事もあるかもしれませんが、コレはコレでカッコ良いと私は思います。



私のお気に入りは「SOUL MOTOR」「ECHOES IN THE DARK」「ROAD TO NOWHERE」辺りかな。特に「SOUL MOTOR」は抜群にカッコ良い曲だと思いますね。

ちなみに本作のヴォーカルは坂本英三氏。これを書いてる現在は既に脱退して別の人がヴォーカルをやっていますが、私はこのアルバムからANTHEMを知ったので、ANTHEMと言えば坂本さんというイメージが強いです。
出来れば、また坂本さんに歌ってもらいたいんだけどな~。


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