重力を操る少女の活躍を描いたアクションアドベンチャーゲーム!

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以前の記事で私がPS4を買ったのは「ニーア オートマタ」がやりたかったから、と書きました。
その「ニーア オートマタ」をクリアした後、さて次は何をやろうかとネットで情報を探していた所、見事行きついたのが本作でした。

正式なタイトルは「GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」。まあ、とりあえず「GRAVITY DAZE(グラビティ デイズ)」と呼んでいれば問題無いと思います(笑)。
ちなみに「GRAVITY」は「重力」、「DAZE」は「ぼーっとする、疲れる」と言った意味です。合わせて訳すとすれば「重力にクラクラ」みたいな感じでしょうか??
まあ、間違ってはいないとは思います(汗)。


本作は空中に浮かぶ都市ヘキサヴィルを舞台に、重力を操る事ができる少女キトゥンの冒険活劇を描いたアクションアドベンチャーです。

最大の特徴はタイトルの通り「重力」を自由に操れる事です。
この能力を使う事で、空に向かって「落ちて」いったり、ビルの壁に「落ちた」りできるのです。どこを「下」にするかを好きに選ぶ事ができ、これにより、これまでにない面白体験ができます。

また、街が大変細かく作り込まれており、街を探索するのも楽しみの1つ。足で歩いて回るも良し、重力を使って屋根から屋根に飛び移って回るも良し。
とにかく「広がる世界を隅々まで自由に行ける」という楽しさは他の作品ではなかなか味わう事はできないと思います。


それだけではなく、キャラクターも魅力的。
特に主人公のキトゥンは愛らしい外見と天真爛漫な性格が大変可愛くて良かったですね。システムも良かったと思いますが、キャラクターも更に本作の魅力を上げていたと思います。
声優は小林沙苗さん。この人、そんなにたくさんアニメには出てない印象なんですが、要所要所でキッチリ存在感をアピールする、上手な声優さんだと思います。
他にもちょっとヘタレな警官のシドー、占い師のアキなども作品を盛り上げていました。

ちなみに本作のキャラクターは「大神」のようにこの世に存在しない不思議な言語を喋ります(字幕が出る)。別に日本語でも良かったんじゃないかなとも思いますが、この不思議な言語もハマるとなかなか良いですよ。


難点としては操作が結構難しい事。
狭い場所に立とうとしてうまくいかないと言った細かい動作がやりにくいんですよね。慣れればできるようになると思いますが、慣れない内は失敗を繰り返すと思います。
あと3D酔いはかなり激しいので、苦手な人は注意。

また、本作は「1」と「2」があり、「1」だけでは物語はほとんど終わりません。が「2」は難易度がかなり高く、かなり急いでやらないとクリアできないステージがあるので、アクションが苦手な人は要注意です。


まさに「技術の粋を集めました」と言わんばかりのハイクオリティゲームです。
PSVitaやPS4を持っているなら、是非とも一度はプレイしてみてほしいと思います(「2」はPS4のみ)。


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