プレミアファミコンソフトとして必ず名前が挙がる早すぎたSTG!


recca

「ファミコンでプレミアがついてるゲームと言えば?」という質問に対して、必ず出る答えの1つが「サマーカーニバル'92 烈火」です。
1992年にファミコンソフトとして発売されました。

ちなみにちょっとおかしなゲームタイトルですが、これは1992年に行われたゲーム大会「サマーカーニバル」に使われたゲームだからです。
なので、そういうのが無ければ「烈火」というタイトルだったかもしれませんね。


後の弾幕シューティングに匹敵する弾と敵の多さ、無限に撃てるボム、ファミコンの限界を超えたチラつきまくる映像、お腹にズンズン来るアシッド調のBGM……。
後のシューティングゲームに出てくる数々の奇抜なシステムを1本に詰め込んだような仕様は、当時の子供達にはまったく受けず、当時は箱付きで100円で叩き売られるほどでした。

が、弾幕STGが登場し、様々なSTGが出た今、本作は「全てを先取りした先鋭的な作品」として高く評価され、現在は50,000円近くする超プレミア商品になりました。
ちなみにメインプログラマーは矢川忍氏。後に名作STG「バトルガレッガ」を作る事になる人です。


かくゆう私も、当時リアルタイムでプレイはしておらず、その後も実物を見る事は一度も無く、動画サイトで映像を見ただけです(笑)。

確かに92年のゲームにして尖っているなと思います。
とにかく出まくるアイテムと敵、そしてムチャクチャな攻撃を仕掛けてくるボス達。
普通の感覚でやっていてもクリアはできないと思います。前述したボムを多用しながら進めるバランスで、これを当時の子供達に理解させるのは難しいかもですね。

現在は任天堂のバーチャルコンソールで500円で配信中。3DSがあれば、すぐに遊ぶ事ができます。
「さすがに50,000円払うのは……」という人は、バーチャルコンソールでDLしてみてはいかが??


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