コミカルだけどシッカリ面白い!ドラキュラシリーズのスピンオフ作品!

08

1990年に発売された「悪魔城ドラキュラシリーズ」の1つです。

それまでの作品(それ以降もほぼ全てですが)が超シリアスな雰囲気だったのに対して、本作は全てが非常にコミカルに描かれているのが特徴です。
が、難易度はそこそこ高く、そこらへんはシッカリと悪魔城ドラキュラシリーズだと思います。

物語はドラキュラの息子「ドラキュラくん」が魔王ガラモスを倒すというモノ。
後に発売される「月下の夜想曲」と絶妙にキャラなどがリンクしてたりしますが(月下の主人公アルカードはドラキュラの息子で白髪、更に隠しボスとしてガラモスが出てくる)、そこらへんはまあ突っ込んじゃいけないという事で(笑)。

ステージクリア型のアクションゲームで、RPG要素は無し。
ステージをクリアする毎に新しい武器や能力を得る事ができます。


操作方法も簡単、グラフィックもコミカルという事もあり、最初は結構サクサクと進めていけます。
が、段々と難しくなっていき、ステージ7で一気に難易度が上昇。

ステージ7はエレベーターで最上階まで上がってボスを倒すだけのステージなんですが、このエレベーターが難しい。足場が少ししかなく、その間に敵の攻撃もある。一度ダメージを受けるとのけ反ってそのまま落下してアウト、というパターンで挫折した人は多いはず。
しかも待ち受けてるボスもかなり強く、こちらもしっかりと攻撃パターンを把握していないと結構あっさりと負けてしまいます。

次のステージ8はそこまで難しくはないものの、ラストステージであるステージ9も7に負けないほどの極悪ステージ。
(ラスボスを含め)3体のボスと戦い、その合間にかなりシビアな時間制限のスクロールステージを抜けないといけない。
こちらも1回でクリアするのはまず不可能。何度も何度もやられて敵・ステージのパターンを頭に叩き込まないとクリアできません。

私は小学生の頃に買ってやりましたが、確か当時はラスボスが倒せず挫折。
その後、社会人になった頃にもう一回やり、そこでクリアした記憶があります。


ドラキュラシリーズはどれもそこそこプレミアがついており、本作も箱付きなら3,000円以上はします。
遊ぶだけなら『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』としてDL配信されているので、最新機種でもできます。

アクションゲームとしてはシッカリ面白いので、手にとってみてはいかがでしょうか?


 にほんブログ村 ゲームブログへ