口笛が似合う荒野のRPGの第三弾にして初のPS2作品!

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2002年にPS2で発売されたRPGです。

「ワイルドアームズ」シリーズは96年にPSで「1」が発売されてから、今でもシリーズが続いている人気RPG作品でして、一応私は1~5までは全てやってきています。「1」のリメイクである「F」もプレイ済みです。
初のシュミレーションになった「クロスファイア」は持っていますが、相性が悪いのか全然クリアできず、放置中(汗)。
ソシャゲと化した「ミリオンメモリーズ」はやっていません。

そんな私の中で、一番面白いと思ったのが「3」に当たる本作です。


剣と魔法ではなく、荒野と化した世界で銃をメインに戦うというウエスタン風な世界観で、それは基本的に全作品共通です。勿論本作もそのスタンスで、むしろ一番ウエスタンしてるのが本作だと私は思っています。
ただし、本作に限らずこのシリーズはSFやファンタジー要素もてんこ盛りなので、西部劇映画みたいなのは期待しない方が良いです。

ストーリーはそれぞれ事情を抱えた4人の人物が偶然に出会い、そして旅を続けていく内に大きな陰謀に巻き込まれていくというモノ。
個人的には主人公であり、唯一の女性キャラであるヴァージニアが好きです。
ソシャゲの「ミリオンメモリーズ」にも出ているんですが、何故か声優が変わっていてガッカリです(オリジナルは浅野真澄さん、ミリオン~は小松未可子さん)。
ちなみに本作に声はありません。前述した浅野真澄さんはドラマCDのヴァージニアの声を担当しています。


基本は普通のRPGなのですが、様々な工夫がされています。
フィールド(ダンジョン)には様々な仕掛けがあり、それらは各キャラが持つアクションでクリアしていく事。
毎ターン回復するFP(フォースポイント)と呼ばれるモノを使ってスキルを使う事。
「クロスファイアシークエンス」というキャラが常に動いている戦闘画面(コマンド戦闘に影響無し)。

など、どれもなかなかに面白い工夫だと思います。

また、「ミレニアムパズル」や「テレパスタワー」など、本ストーリーには絡まないサブイベントがとても豊富で、やりがいがあります。
特に「テレパスタワー」は「襲い掛かってくる宇宙人を駆逐する」というSFなイベントで、敵(這い寄る混沌)の鬼畜的な強さもあり、とても楽しかったですね。

本作で一番好きな要素が「音楽」です。なるけみちこ氏の作り出す音楽はこの作品に実にマッチしており、作品をより印象深いモノにしています。
特にボス戦の音楽が好きですね。


個人的にワイルドアームズシリーズは本作と「2」が突出して面白いと思っています。順位をつけるなら

3 → 2 → 1(F) → 4 → 5

です。
今なら数百円で買う事もできるので、「ミリオンメモリーズ」やって気になった方は是非コチラもやってみてほしいなって思います。


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