アメリカンロックを体現し続ける大御所が放った傑作アルバム!

71pjDjcC9yL._SY355_

アメリカ、ボストン出身のロックバンドAEROSMITH(エアロスミス)が2001年に発表した、彼らにとって13枚目のアルバムです。


まあ、あれだよね、「俺、ロック好きなんだ」とか言って彼らを聞いた事無いならぶっちゃけモグリだろ、と言いたくなる程、超有名なバンドですね。
私も海外のロックバンドにハマるきっかけになったのは彼らでした。


確か当時のアルバイト先で知り合った女の子からアルバムを借りたと思います。
借りた理由は99年に公開された映画「アルマゲドン」のテーマソングである「ミス・ア・シング(I Don't Want to Miss a Thing)」が収録されているから、だったはず。
ちなみに「ミス・ア・シング」が収録されているのは国内盤だけです(要はボーナストラック扱い)。オリジナル盤には入ってないのでご注意を。

色々知った今なら「ジョーのギターがブルージーでカッコイイ」とか「トム・ハミルトンのベースやジョーイ・クレイマーのドラムがタイトでカッコイイ」とか、色々ウンチク言えるんですが、当時海外のロックの事を何も知らなかった私は「ほ~。これがアメリカのロックなんだ。聞きやすくてイイね」という至極単純なモノでした。


実際、本作はとても聞きやすい作品だと思います。いや、彼らのアルバムはどれも分かりやすくて良いんですが、個人的には本作は特にキャッチーな曲が並んでいると思います。

スティーブンの圧倒的な歌唱が堪能できる「Just Push Play」。
彼ら流のキャッチーさが目立つ「Jaded」「Sunshine 」。
ノリの良い「Trip Hoppin」「Outta Your Head」。
そして壮大なバラード「I Don't Want to Miss a Thing」。

ちなみに「Just Push Play」はオリジナル盤だとサビの「Fucking A(やったね!という意味)」の「Fuck」の部分が消されています。
が、国内盤は何故か一切修正無しという大盤振る舞いだったはずです。
日本だったら問題無かったと思われたのだろうか?


スピード感は全然ありませんが、それでも気持ち良く最後まで聞けてしまうのは、ギターがカッコイイのと、シンプルな構成ゆえだと思います。

ロックの入門としておススメの1枚です。
18年前のアルバムですが、古臭さも一切無いですし、良いですよ!


☆よろしければクリックお願いします☆
 にほんブログ村 音楽ブログ HR/HMへ