奇跡的に一度だけクリアした、超絶難易度のアクションゲーム

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1988年にファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲームです。
亡くなった父の遺言によりアメリカに渡った忍者リュウ・ハヤブサと謎の軍団との戦いを描いています。
ファミコンのアクションゲームの中でもトップクラスの知名度と人気を誇る作品ですね。


さて、本作をプレイした人ならば、誰もがこう言うでしょう。
「鬼のような難しさ」だと。

序盤こそさほど難しくはないんですが、ステージ3辺りから段々といやらしくなっていきます。
ステージ5と6については初見でクリアした人は世界に1人もいないだろうと断言するくらい難しいです。

特に……
ジャンプした所にちょうどいる敵
素早い動きで突っ込んでくる鳥
ノックバックで穴に落ちて死亡
地獄のラスボス三連戦

などが死亡率が爆発的に押し上げています。
もはやスタッフが「絶対クリアさせてやらねえからな!」と言ってるかの如く、リュウを殺しにかかってきます。
私は奇跡的に一度だけクリアした事がありますが、後にも先にもその一度きりです。
おそらくはもう二度とクリアはできないと思います。


ただ難しいだけだったならば名作とは呼ばれなかったでしょう。
本作が素晴らしいのは、「難しい! けどカッコイイし、頑張ればどうにかなる気がする」という部分なんです。

まず、カッコ良さ。
スタイリッシュなBGMがまずカッコイイ。ファミコンらしからぬロック調な音楽は今でも脳裏にこびり付いています。
そしてステージ間で流れるデモ。非常にリアルなグラフィックで、登場するリュウがこれまたカッコイイんです。
また、敵を倒した時の「ズバッ!」という音も非常にカッコ良く、何度負けても定期的にやりたくなる魅力がありました。


そして「頑張ればどうにかなる」という部分。
鬼畜な難易度である事は間違いないんですが、逆に言えば突破した時の快感は他のゲームでは味わえないほど格別です。
自身のテクニックが向上している事がハッキリと分かる。それが嬉しかったですね。
まあ、それでももう少し何とかならなかったのか、とは思いますが。


その後も様々な形で続編が出ていますが、本作の鬼畜さは今なお語り継がれています。
ちなみに今だと箱付きで5,000円近くもします。偉くなったものですww


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