世間はクソゲーと言うけれど……そんなにひどいモノじゃないと思う…

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2018年にPS4ゲームとして発売されました(2019年にSwitch版も発売)。
一部のゲーマーに人気の「ネプテューヌシリーズ」の1つです。
ネプテューヌシリーズは本家は常にそこそこの評価を得ているものの、スピンオフはどれもイマイチな評価という事が多いですが、本作はそんな中でも特に評価が低いですね。

これまで3Dでしたが、本作は一転して2Dで描かれており、構図的に「ヴァルキリープロファイル」に近い感じです。
が、戦闘に関してはお世辞にも「ヴァルキリー~」に匹敵するとは言えず、非常にお粗末です。

細かく言うと長文になってしまうのでサラッと言いますが、「AP」というポイントがあり、これを消費する事で攻撃できるんですが、「AP」はメンバー全員で「共有」しており、APが少なければ、誰も攻撃できないという有様。
なので、敵の弱点を突けるキャラがAPがある限り1人で殴り続けるのが一番効率が良いという、何ともつまらない仕様なんですよね。

モーションも長くてたるいし、そもそもキャラゲーであるネプテューヌシリーズなのに、ネプギア達候補生もメーカーキャラも出てこないというは寂しすぎます。

ここまでだと、クソゲーとは言わないまでも「凡ゲー」である事は間違いないと思います。


が、良い部分もある。
まずはグラフィックがキレイだという事。ヴァニラウェアに匹敵する美しい自然描写は一見の価値アリです。ねぷ子達がいつも以上に可愛らしく描かれていると思います。
また、音楽が素晴らしい。いつものテンション高めのタイプではなく、ピアノメインの静かで大らかなタイプなんですが、これはこれで極めて出来が良い。特にOPの「Dia vo Lhizer」は名曲だと思います。


良い部分もあります。が、それ以上に粗の多い作品です。
ネプテューヌシリーズが好きならやっても良いと思いますが、ネプテューヌは初めてという人は大人しく別のタイトルからやりましょう(汗)


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