新世代メタルバンドと謳われたバンドの傑作2ndアルバム
イギリス出身のメタルバンドBULLET FOR MY VALENTINE(ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン)が2008年に発表した、彼らにとって2枚目のアルバムです。
さて、彼らとTRIVIUMと、共に「21世紀のヘヴィメタルの形」と評価されていたのをよく覚えています。
基本はちょっとチャラさのあるメタルコアと言えばいいかなと思います。TRIVIUMの方がメタル度は高く、初めてメタルを聞くならブレットの方が良いと自分は考えています。
ガリガリのギターと突進力のあるドラム、そしてリーダーであるマテュー・タックの絶叫とノーマルヴォイスが乗るというモノ。
私はどちらかと言うとTRIVIUMの方が好きで、彼らの1枚目を聞いた時は「メタルコアっぽいけど、それ以上にエモいな~」と言った感想でした。特にノーマルヴォイスの歌い方がメチャクチャエモく、当時(今でもですが)、そういうのに慣れていなかった自分はあまり気に入りませんでした。
なので、本作もあまり期待せずに聞いたんですが、これがまた別人のように変わっており、ビックリし、そして素晴らしいと思いました。
まずメタル度が大幅にアップしており、ガリガリ感はTRIVIUM並みに。
そしてエモかったノーマルヴォイスが幾分メタル的なメロディを歌うように。
この2点により、(ヘヴィメタルとしての)カッコ良さがググンとアップ。初めて聞いた時は頭がハンマーでブン殴られたような衝撃を受けましたね。
言葉で説明するよりも実際に聞いてみた方が早いですね。
これを聞いてビビッと来たら、是非アルバムを買ってみるのが良いでしょう。
正直に言うと、今の時点で彼らの最高傑作だと思います。
これ以降はメタルコアとしての勢いが無くなり、個人的には煮え切らない出来のアルバムばかりになってしまいます。
だから、ずっとコレ聞いてます(汗)。
コメント