知名度的には前作に劣るが、決して駄作ではないベルトスクロールアクション

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1993年にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲームです。
タイトルの通り、ベルトスクロールアクションの金字塔「ファイナルファイト」の続編になります。

初代は非常に難しいながらも、心地よい打撃音、強烈な個性を持ったキャラクターなどで大ヒットしました。
本作はそこに改良を加えて遊びやすくなった分、癖も抜けてちょっとインパクトに欠ける作品になっています(汗)。


一番の特徴は「難易度が大幅に下がった事」だと思います。
キャラクター操作が前作よりも快適になり、理不尽な攻撃を仕掛けてくる敵もかなり減った為、相対的に難易度が低下。これによりアクションが苦手な人でも確実に前作よりは長く遊べる作品になりました。

また、キャラクターも良い。
ハガーは前作から続投。この人がいなければ始まらないですからね。新キャラのカルロス・宮本はただの居候というキャラ的には微妙ですが、性能的にはとても使いやすいです。
そして「ファイナルファイト」シリーズ初の女性キャラ、源柳斎真紀ことマキの存在は大きいと思います。まあ目つきの悪いツンデレ気味なヤンキー姉ちゃんなんですが、男臭が非常に強い本シリーズにおいては貴重な存在だと思います。

ポイズンは……男なのか女なのかハッキリしないから除外です(笑)。


欠点としては敵味方ともに攻撃力が下がった為、殴り合いの頻度がかなり増えた事。
「すぐにやられない」と評価もできますが、後半になるとなかなか倒れない敵もかなり出てくるので結構ウザいです。
また、打撃音なども前作に比べると「軽い」為、全体的に前作に比べて「生ぬるい」とも言えなくもないです。
まあ、これは個人の好き好きだとは思いますが。


前作程の強烈なパワーはありませんが、十分良作に入る部類のゲームだと思います。
これ書いてる内に猛烈にやりたくなってきちゃったww


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