あの呪文が言えるかどうかでオタクかどうか分かった時代……

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これを書いてる2020年代、巷に溢れているライトノベル。その「ラノベ」を一般層にまで広げた功労者と呼ばれているのが1989年からスタートした小説「スレイヤーズ」です。
魔法使いリナ=インバースと剣士ガウリイ=ガブリエフの冒険を描いたファンタジーは「小説もイケる!」という事を証明してみせたわけです。

今回ご紹介するのは、そのアニメ版です。
これを書いてる今現在、テレビアニメは5シリーズ放送されています。私は5作品目の「スレイヤーズEVOLUTION-R」以外は全て見ています。「EVOLUTION-R」は地上波で放送されなかったので見ていません。
どの作品もリナとガウリイが主人公という事は変わらず、2人の珍道中が比較的コミカルに描かれています。


さて、初代が放送された時、私は中学生~高校生くらいでした。
小説の方は読んだ事が無く、テレビで放送されていたので見たらそこそこハマったという感じでした。
特別物凄いとも思わなかったものの、特別嫌というわけでもなく、毎週見ていた記憶があります。
私は当時「天空のエスカフローネ」の方が好きでした(笑)。


が、当時のアニメ業界ではトップクラスの人気を誇る作品で、リナを演じた林原めぐみさんが歌うOPテーマがオリコン上位に食い込むという偉業を達成し、この辺りから声優さんの歌手活動が活発になっていったと思います。
ラノベの一般化、声優さんの歌手活動など、今考えればかなりエポックメイキングな作品だったわけですね。


そんな本作ですが、オタクの中ではある「線引き」がされていました。
それはリナが使う超強力魔法「ドラグ・スレイブ」の”呪文”を言えるかどうかで、その人がオタクかどうか線引きされていたのです。
つまり「言える奴は立派なオタク、言えないヤツはまだまだ」というわけです(笑)。

で、私は言えませんでした(笑)。
「黄昏よりも昏きもの…」の一文しか言えず、当時のオタク仲間からからかわれていたものです(汗)。
まあ、そんなに悔しくはなかったですが。


アニメを見ても良いですし、本作からラノベに手を出しても良いかもしれませんね。


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