今だに衰えないキャラクター人気! キャラクター性を重視したFC最後のドラクエ!

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1990年にファミコン用ソフトとして発売されたRPGです。
言わずと知れた「ドラゴンクエスト」シリーズの第四作目に当たります。


本作最大の特徴は「章仕立てになっている事」「それぞれの章の主人公が異なる」という部分だと思います。
第一章のライアン、第二章のアリーナ・クリフト・ブライなどと、各章で人物が異なり、それが最後の章(第五章)で一堂に会すという展開は、これまでのドラクエには無い展開でした。
RPGは最序盤が最も楽しいと言われており、それを5回も経験できるのは良かったと思いますね。フィールドの音楽まで全章違うという気合いの入りっぷりも素晴らしい。


そして、その面白さを更に盛り上げてくれるのが魅力的なキャラクター達です。
これまでのドラクエはあまりキャラクター性が前面に出る事はありませんでしたが、今回はガラリと変えています。
特に格闘女子アリーナと、褐色お色気魔法使いマーニャの人気は今だに衰えず。彼女達は戦闘面でも非常に優秀だったので最後までガッツリ使っていた人も多かったと思います。
ただ、逆にHPがやたらと低いミネアや、特徴がイマイチ弱いトルネコなど、メンバー間の優劣も結構激しかったと思いますが。


また、ストーリーもかなり練られています。
これまでのボスはかなりシンプルに「世界征服」とかを目論んでいました。本作のボス・ピサロも、人間が嫌悪し魔族の世界を作る事という部分は共通していますが、ロザリーというエルフには優しかったりと(魔族だけど)人間らしい部分が描かれており、他のボスは忘れてもピサロだけは忘れていないという人は多いと思います。
私も「Ⅴ」以降のボスはもうほとんど覚えていません(汗)。


日本のRPGが一本道のストーリーにキャラクター性を重視したモノが多いのは、本作が原因とも言われています。
これを批判する人もいますが、私は全然良いと思います。
まあ、そもそもそう思うようになったのが本作の影響という事もあるわけですが(汗)。


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