謎すぎる世界観と某ゲームの丸パクリと言われた3Dシューティングゲーム

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1987年にポニーキャニオンから発売されたファミコン用3Dシューティングゲーム。
親友をさらわれたスケ番のノッコがサブマシンガンを片手にさらった悪党を懲らしめに行くというお話、だそうです。


さて、本作は85年に稼働したセガのアーケードゲーム「スペースハリアー」というゲーム性にソックリだと言われています。3Dのシューディングで操作方法などもほぼ同じです。
ただ、当時の私はスペースハリアーというゲームの事を知らず、「ファミコンでこんなスピード感のあるゲームなんてすごい!」と素直に喜んでいた記憶があります。


当時、ファミコンが全盛期だった頃はシューティングやアクションゲームはストーリーが極めて適当で、あってないようなモノでした。私もアクションゲームにストーリー性は求めておらず、「やって楽しいか否か」だけでゲームを評価していました。
まあ、小学生でしたから仕方ないかな、と。


ただ、本作はそんな大らかな時代であっても、非常にヘンテコな世界観だったのを覚えています。
ノッコがスケ番なのはおそらく当時の「スケバン刑事」あたりから影響されたんでしょう。しかし世界観はスケバン刑事とはまったく関係無く、敵も最初は(タイトル通り)動物が多いものの、後半になるとガイコツ・果実・魚介類と何でもあり状態に。

また、難易度もかなり高く、敵の激しい攻撃に対して、こっちは弱っちい弾を出すしか攻撃が無い。パワーアップも弾数が増えるわけではなくスピードアップするだけ。私は全面クリアした記憶がありません……。

色々と大らかだった時代から生まれた奇妙なゲームだったと思います。


ちなみに今だと箱付きなら10,000円近くするプレミアゲームになっています。
まあ、ある意味プレミア化するのも納得なゲームだと思いますね(汗)。


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