HIDEと共にX JAPANを支え続けるギタリスト

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もはや日本を代表するロックバンドと言っても過言ではないX JAPAN(エックス ジャパン)。まあ、自分はX JAPANは「メタルバンド」だと思っていますが。
そんなX JAPANでHIDEと共にギタリストとして活躍しているのがPATAです。
HIDEは98年に死去してしまいましたが、今なお「正式なメンバー」としてクレジットされ続けています。


さて、こんな身も蓋も無い事を言うのもアレですが、HIDEとPATA、どっちが目立っていたか、人気があったかはもはや語る必要も無いと思います。HIDEの圧勝です(汗)。
ピンクを基調とした衣装に、ハート模様をあしらえたギターと言う抜群のルックスに、見る者を惹き付けるパフォーマンス、ソロとしてはもちろん、X JAPANのメンバーとしても、その強烈な個性を遺憾無く発揮していました。
見た目だけで言えば、YOSHIKIと双璧をなす、X JAPANの顔だったと思います。


ただ、ギターの演奏技術で言えば、PATAとHIDEは負けず劣らずだったと私個人は思います。むしろパフォーマンスに力を入れていたHIDEに比べ、愚直なまでに演奏に集中していたPATAの方がレベルは上だったかもしれません。
PATAが隣でキッチリとギターを弾いていたからこそ、HIDEは自由なパフォーマンスができたとすら思います。

どちらもソロが弾ける為、どちらがリードでサイドかという明確なポジションは無かったと思います。個人的な感覚としてはHIDEの方がソロを担当する事が多いように思いますが、だからと言ってPATAが下手だったとは決して思いません。


生前、HIDEも「PATAのギターは上手い」と褒めていましたし、X JAPANのツインリードギターは実に素晴らしいモノばかりなので、もっともっとPATAは注目されてもいいのではないかと思います。
まあ、これについては相手が悪かったとしか言い様が無いのかもしれませんが……。やっぱりルックスも大事だなって思います(汗)。


ところで、X JAPANはいつになったらニューアルバムを出してくれるのでしょうか??
再結成した時からずっと楽しみにしてるんですが……。