当時の最新記述を使った3DCGに衝撃を受けたファンタジーアドベンチャー

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1995年(日本では1996年)に公開されたアメリカ映画です。
「ジュマンジ」という、書かれた事が現実に起きる不思議なボードゲームをやる羽目になってしまった少年少女達を描いたファンタジー物語です。
主役は今は亡きロビン・ウィリアムズ。


全世界にCGの凄まじさを与えた「ジュラシックパーク」が公開されたのが93年。それ以降、映画界では3DCGの技術が急激に発展し、今ではトンデモナイ映像が当たり前のように作られるようになりました。
「ジュマンジ」は96年の映画なので、今見ればそれほど凄い映像というわけではありません。ただ、当時は街中をゾウやサイが爆走して、車を踏み潰して薙ぎ倒すシーンは大変な衝撃でした。
かくゆう私もその映像の凄さに感動して、映画雑誌を切り抜いたりしていました。


ただ、ジュマンジの面白かった所は、そういう映像だけでなく、「ゲーム内の出来事が現実になる」という、子供なら一度は夢見た事のある設定だったと思います。
様々な動物、冷酷なハンター、底なし沼……。そういった子供心にワクワクしそうなモノが次から次へと飛び出し、ハチャメチャな騒動が起こる。この大騒動こそ、ジュマンジの醍醐味だったと思います。


「ジュマンジ」はその後3つ続編映画が公開されています。が、私はどれも見ていません。
後の続編は全て21世紀に作られているので、CGとかはきっと凄いんだと思います。が、やっぱり初代の印象が強すぎて、どうも続編を手に取る気にならないんですよね……。


でも、いつか時間があったら見ようと思います(こういう場合、大抵見ない)。