記念すべきテイルズシリーズ第一作目!
1995年にナムコ(現・バンダイナムコ)から発売されたスーパーファミコン用RPGです。
その後、PS、GBA、PSPなど、様々な機種に移植されており、個人的にはPS版が一番良いのではないかと思っています。
さて、今も続く大人気RPG「テイルズシリーズ」の記念すべき第一作目です。最近テイルズシリーズを知った若い方の中には、一番最初はスーパーファミコンで出たという事を知らない人もいるんじゃないかと思います。それくらい歴史がある作品群という事です。
48メガという(当時としては)大容量の内容で、スーパーファミコンでありながらオープニングテーマに歌を挿入、キャラクターボイスも導入し、システムも戦闘時にアクションスタイルに変わるなど、非常に気合いの入った作品でした。
物語は復活した魔王ダオスを倒す為、主人公クレスが冒険をするという王道モノ。しかし、敵であるダオスにもシッカリとした戦う理由があり、勧善懲悪な話では終わっていませんでした。
私が初めて触れたテイルズも本作です。勿論、当時はこれがシリーズ化されるなど考えてもいなかったんですが、プレイしてみて思ったのは「色々と凄い事をやってるな」という事でした。
まずは前述した通り、OPに歌が入っていたり、キャラクターに声が入っていた事に驚きました。ぶっちゃけ、キャラクターボイスの方はスーパーファミコンなので、変に機械チックなモノになっており、特にかないみか氏が演じたアーチェは「サンダーブレード!」とか「トラクタービーム!」とか色々と叫んでいて印象深いですね。
声優さんの生の声とは言い難いものではありましたが、それでも当時はRPGに声が入っている事自体、極めて稀な事だったので面白かったです。
また、パッ見普通のRPGに見えて、戦闘になると途端にアクションチックなスタイルに変わるのも斬新でしたね。個人的にはココこそが最大の「テイルズらしさ」だと思っています。戦闘にアクション性が無ければそれはもうテイルズじゃないですよ(笑)。
キャラクターもクレスやチェスターを始め好印象で、特に主人公のクレスは後のお祭り系ゲーム(レディアントマイソロジーなど)でリーダー的な存在として扱われる事が多く「テイルズの顔」とみなされているのが嬉しいですね。
欠点としては難易度がかなり高い事。
特に複数回戦う事になるダオスの強さは鬼畜クラスで、極太のビームをぶっ放す「ダオスレーザー」は恐怖以外の何物でもありませんでした。
雑魚にしてもドババババッと連続攻撃を受けて、気が付いたら全滅してたなんて事が当たり前のように起こるような感じです。特に後半はそれが顕著で腹が立ちましたね。
最新機種ではちょっとプレイできないみたいですが、とにかくたくさん移植されているので、触れようと思えば多分できると思います。
これからテイルズをやってみようと思っている方、まずは第一作目からどうぞ。
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