世界一美しいハーモニーを奏でたフォークデュオ「サイモン&ガーファンクル」!

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私、基本的にはメタル好きなんですが、結構雑食な部分もあり、ポップスもパンクもフォークも、良いと思ったモノは何でも聞いたりしてます。
その中で好きな曲が多いのが、たまたまヘヴィメタルなだけなんです。


そんな私ですが、「今まで聞いた音楽の中で最も好きな曲は?」と聞かれたら間違いなくサイモン&ガーファンクルの「Scarborough Fair(スカボローフェア)」と答えます。

美しいギターのメロディ、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルによる美しいハーモニー。
この曲以上に美しく切ない曲は存在しないと考えています。


私がSimon&Garfunkelを初めて知ったのはドラマ「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」でした。
赤井英和氏やKinKi Kidsの2人が出演し、イジメ・体罰・虐待と言った今なお、ニュースで頻繁に取り上げられる難しいテーマを持ったドラマで、私も軽くイジメを受けていたので、その衝撃的な内容には驚きました。

その挿入歌(実質主題歌だが、サイモン&ガーファンクル側から主題歌として認められなかった)が「A Hazy Shade of Winter(冬の散歩道)」でした。
この曲は彼らの曲にしては結構アップテンポで、美しいハーモニーが堪能できるタイプではないんですが、ドラマ効果もあって気に入った私はCDを購入。
その後、父ちゃんがカセットテープを持っていたのでThe Sound of Silence」や「The Boxer」「Bridge over Troubled Water」などを知り、その中で「Scarborough Fair」も知りました。


「Scarborough Fair」は直訳すると「スカーバラ(という地名)の市」という意味で、内容はスカーバラの住む恋人に伝言を頼むというモノ。
サイモン&ガーファンクル版はそこに反戦的な歌詞が追加されています(発表当時、ベトナム戦争が激しくなっていた為)。

ちなみに、人気の曲なので、サラ・ブライトマンやケルティック・ウーマンと言った歌手達もカバーしてます。


音楽の「美しさ」はなかなか言葉では説明できないモノです。
ぶっちゃけ、動画サイトで検索すれば山ほど出てくるので、気になった方は是非聞いてみて下さい。


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